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映画 「サハラに舞う羽」

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ムービー・プラス 「サハラに舞う羽」』「1884年、大英帝国は地球上の1/4を支配下におさめ、世界の覇者の名をほしいままにしていた。将軍の父に期待されるまま軍人の道を歩んだハリーは、エリート仕官として幸福な生活を送っていた。そんなある日、ハリーは、スーダンへの反乱軍鎮圧の任務を命じられる。しかし、英国帝国主義による領地拡大のためにアフリカへ戦いに行くことに疑問を感じ、ハリーは除隊の道を選ぶ。そんな彼のもとには、親友や連隊仲間から臆病者を意味する“白い羽根”が送られてくる。」



「Dr・パルサナスの鏡」の撮影途中で亡くなったヒース・レジャーの若き日の主演作品。 憂いを帯びた甘いマスクが素敵。 エスネが夢中になるのも分るなぁ。


ハリー(ヒース・レジャー)は、臆病者のレッテルを貼られたままでは生きていけないと、独りスーダンに潜入する。 サハラ砂漠で、砂漠を知らない人間が、生き延びられるのは奇跡だ。



当時の英国人の気持ちを考えてみる。世界一、文明が進んでいる国民から見れば、裸の黒人など、野蛮な下等動物に思う人が多くいたのかもしれない。 でも、ハリーは違った。



ジャックも、男気のある最高の男性だと思う。



アブー(ジャイモン・フンスー) は、ヒースに、何故、自分を救けるのか?と質問されて 、「神からの預かりし者だから」 と答える。


傭兵(雇われ兵士)のアブーが、英語を話せたから意思の疎通ができたんだね。 でも、なんで 「神からの預かりし者」 だと思ったのだろう。 人と人、人と動物、人と何か・・・。 必ず、惹かれあうものとか、相性の良し悪しがあるのだろう。 戦争反対を叫ぶ人が、臆病者だとして糾弾される時代は、まだ続いているのだろうか。



美しい砂漠。



スーダンの小さなピラミッドが画面にチラっと映っていた。 (エジプトのファラオには、スーダン人もいた。) スーダンの王女も出てくる。




「戦うのは、大儀でも国旗のためでもない・・・」
ジャックの最後の演説がとても印象深い。



監督 シェカール・カプール

ハリー(ヒース・レジャー)
ジャック(ウェス・ベントレー)
エスネ(ケイト・ハドソン)
アブー(ジャイモン・フンスー)



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